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小さな冷たい手や 冬の日の髪の匂いも
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![]() ![]() 高速をひた走り、北陸を目指す。日本海を左手に数百キロ進み、富山にたどり着いた。僕たちは海岸沿いに佇む、小さな家を一日だけ借りた。 大きなテーブルを囲みご飯を食べた。お酒も飲んだ。花火もした。天体観測も。 縁側でお酒で火照った身体を海の風が冷ましてくれた。中原中也の詩を朗読するその声に耳を傾け、夏の終わりと、秋の始まりを感じた。そして、ずいぶん遠くへ本当に来てしまったんだ。 何回も海に立ち寄り、黒部ダムにも行った。 帰りは深夜高速をひたすら走った。ヘッドライトとネオン。追い抜くトラックの残像。それだけだった。 ひと夏は人を大人にさせる。僕とアイリスは世界で一番近づいていった。 ![]() 就職活動で東京まで行ってきた。深夜バスは眠れなかった。体調を崩してしまった。東京は何もかもが新しかった。山の手線も新丸ビルもまるでどれも宇宙ステーションのように最先端であった。いささかそれに疲れも感じてしまったのであるが。 とにかくまた東京に行かなくてはならないかもしれない。 最近は大正文化にハマってしまった。モダンな感じがとても素敵だ。「人間失格」を読み返すかもしれない。大正浪漫なものを数点あげてみる。
素敵すぎる! |
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