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小さな冷たい手や 冬の日の髪の匂いも
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![]() あの子が求めているものに俺は出れ近づけるだろうか。 それが出来ない。 大阪の梅田に出かけた。いつものように就職活動だ。駅ビルの近くに綺麗な白い花の木があった。とても綺麗だった。この花はなんだろう。ハナミズキだろうか。 都会の真ん中で綺麗に咲いていた。 俺は自分の二年後も想像できないでいる。いや、正確には、明るい希望に満ちた世界が想像できないでいるのだ。一緒に居たい人がいる。でもそれが二年後も叶うわけではない。二年後も同じ気持ちなのかもわからない。自分自身も信じられず、なんにも信じられず、ただただ毎日に不安を抱えながら過ごしている。 一緒は一瞬。 別れは永遠。 それでも今はあの子を求めている。 ずっとあの子の周りの螺旋階段を回りながら。
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