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エヴァンゲリオン症候群
綾波レイ


アニメを語る上で切り離せない存在のアニメは多々あると思う。なかでも「新世紀エヴァンゲリオン」は俺の中ではアニメの代名詞的な存在でもある。エヴァが放送されたのは95年だった。俺は小学生の時に再放送で初めてエヴァを見た。当時はなんのこっちゃわからなかった。今となってはもう13年前の作品になるのだけれど、エヴァは今見ても全く色あせることなく、むしろ大人になるにつれてまた違った感情で見れるので面白い。

エヴァの面白さはいろいろと語られていると思う。ストーリーはもちろんのこと、作りこまれた設定、生物学、心理学、宗教とものすごく深い世界であると思う。聖書を読めばさらに面白く見れるらしい。アニメの表現として革新的な方法もエヴァでは使われているらしい。フラッシュのように情景が変わっていくとことか。その後のアニメ業界に影響を与えたとか。エヴァが放送されていた95年は日本にとって激動の年であったのではないかと今考えるのだ。阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件、そしてバブル崩壊の大不況など、日本が闇を背負っていた時代だったような気がする。当時小学生の俺はそんなことは全く関係なくのんきに生活していたが、あの頃学生で、リアルタイムでエヴァを見ていたら、言い表せられない感情に駆られていたのではないだろうか。誰もが持っている心の闇や迷い、弱さをリアルに描いたアニメだろう。

そしてエヴァは登場するキャラクターたちがとても魅力的である。例えば綾波レイと言う少女が登場するのだが、たぶんエヴァのなかで最も人気があるのが彼女ではないだろうか。綾波レイは今までのアニメのキャラクターとしては革新的な存在だったらしい。俗に言う「無口キャラ」と言う分野を初めて確立したのが彼女だったみたいだ。

そして、エヴァの少年、少女たちは14歳と言う設定だ。14歳と言う年齢は、子供から大人になる過程の一番初めの段階じゃないかな。まだ純粋さのほうが強く残ってるけど、それでも大人になろうとしている少年、少女たちの心の葛藤がエヴァからは痛いほど伝わってくる。俺が14歳の頃は、部活まみれの毎日だったけど、それでもなんかモヤモヤとしてやり場のない感情があったようにうっすら記憶している。結局何も出来ずに、でもそんな自分が嫌いで。そんな年齢だった気がした。14歳と言う年齢は本当に貴重なのだと思う。「リリィ・シュシュのすべて」も登場人物は14歳だった。あの小説(映画)も14歳の感情を上手く表現している。


なんか偉そうにいろいろ書いたけど、ホントはそんなにエヴァには詳しくないんだ…。ただあのアニメはとても自分自身の心に響いた気がした。何回も見返して見たいアニメじゃないけど、一回見たときの感情は忘れない方がいいなと思った。また、違う時に見たら別の感情を抱くだろうから。


14歳はもう二度と戻れない。それは今も同じかもね。
11/19 16:55 | 極東孤独評論社 | CM:0 | TB:0
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