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小さな冷たい手や 冬の日の髪の匂いも
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何をやって、何をしたいのか。全てがわからない。何がわからないのかもわからない。そんな日々をもう何十ヶ月も何万秒も繰り返している。 一昨日と昨日幼馴染が泊まりに来た。幼馴染が泊まりに来るたびにみんなに電話を掛ける。懐かしい声が受話器から流れ、その瞬間に洗われる気分になる。それでも幼馴染が帰ってしまうとまた日々の始まり。毎日をなんとなくこなす。 「もう生きたくない、生きて行けない。」 と、洗面所で頭を抱えてへこたれる。バッファロー66の真似事をしたところで現状は変わらない。そしてバイトへ向かう。 無駄に長い手紙を書いてみたり、メールで物議をかましてみたり、名作と呼ばれる本を読んだり、単車でギリギリのスピードでカーブを曲がっても、結局何も変わらない。 どう変わりたい? 変わって欲しくないものは自分ではないものばかりで、変わって欲しいものは自分にあるものばかり。そんな毎日。 その唇でどんな嘘をついてきた? その唇で誰を傷つけた? その唇で誰を励ました? その唇で何を食べた? その唇で何万本のタバコを、何万杯のコーヒーを その唇でキスをしたことも忘れてしまったのか? 彼女は呟く。 エキセントリックに生きればいいじゃない。 * コメント *
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